妙義神社から相馬岳 2017.4.23
白雲山、金洞山、金鶏山と3つの岩峰を擁する表妙義。妙義山とは裏妙義を含めた全体の山域を指す。その表妙義の白雲山には相馬岳、天狗岳と言ったピークがあり、ちょっとややこしい。という事で、今回は白雲山縦走に行って来た。
埼玉から車を走らせ2時間足らずで富岡市営駐車場に到着。道を挟んで道の駅みょうぎがあり、トイレ、水の補給が可能。
登山口は妙義神社の鳥居をくぐって行く。
参道を行くと、眼前に岩峰が早速お出迎え。
妙義神社で安全登山のお詣りを済ませて右手の登山口へ。
最初は木々に囲まれた緩やかな山道。
しばらく行くと最初の15m程の鎖場。
やがて大の字への分岐に到着。
10m程の鎖を登り大の字に。
出発点の道の駅が眼下に見える。
大の字の展望を楽しんだら、分岐の先へ進むと辻。此処からいよいよ上級者コースとなる。
少し行くと奥の院。石仏のある洞窟に寄ってから垂直の鎖を攀じ登る。
斜面は急だが、鎖を使っていけばそんなに難しくはない。
見晴に到着。
遠方に雲を被った浅間山が見える。
見晴から稜線を歩くと、ビビリ岩。
鎖が頼りのトラバース。ステップが殆ど無いので、ここは確保を取って行く。
2本目の鎖は垂直に。
玉石。
左側が切れ落ちた狭い稜線。この後登り切った処で先行する3人パーティーに道を譲ってもらう。
大のぞきに来た。
取り敢えず周りの景色を眺める。絶景。
50m以上の滑り台状の岩場。鎖を使いながらゆっくりと降りる。
さすがに長い..
長い斜面を降りてコルを登り返して行くと天狗岩に。樹木に覆われ展望はあまり無い。
天狗岩から少し下っていくとタルワキ沢の分岐に出た。
暫く行って来た道を振り返ると顔面岩に気が付く。気を付けないと通り過ぎてしまいそう。
そこからもう一息登ると相馬岳の山頂へ着いた。
山頂の南西方面には金洞山、荒船山、そして八ヶ岳が重なって見える。奥行きのある風景だ。
山頂に5分程滞在して、下りに入っていくと国民宿舎への分岐となる。
そして茨尾根に入っていく。
此処のトラバースは鎖もなく足場がざれて慎重に進む。
更に進み、鎖の無い垂直の斜面を攀じると茨尾根のピークに出た。
今日の中でも一番の景観。360度が見渡せる。
ピークを下ると堀切。真っ直ぐ進めば金洞山。
鷹戻しの梯子は通行止めが解除されていたが、今日はお腹一杯で遠慮しときます。
普通の登山道だったら、険しい道と言うことなんだろうけど、妙義を散々歩いてくると感覚が麻痺してくる。
ざれた急斜面もあったが、無事登山口まで降りてきた。
此処からは車道を駐車場まで歩いていく。
道端には色々な花が咲き、疲れた身体を癒してくれる。
春の陽射しを浴びて花が美しい。
車に戻り、カップラーメンの昼食を採った後お風呂に向かう。ふれあいプラザ妙義の湯。
露天風呂からは少し散り始めた桜と妙義山の山並みか楽しめた。
ふれあいプラザ前からの妙義山。
何処から見ても迫力のある山容だ。
次回は金洞山へチャレンジすることにしよう。