草津温泉と嬬恋温泉 2017.3.18
題名は温泉だけだが、本当は草津白根山が目的だったのだが..
土曜日に関越道を走り、草津天狗山ゲレンデ駐車場に10時過ぎに到着。途中渋滞に嵌まり、失敗したなと思いながらインフォメーションに行くと、なんと強風の為ロープウェイは運転見合せ中。山頂付近は20mくらいの風が吹いているという。
仕方がないので、スノーシューを履いて近くの林で足慣らし。
やがて、運転再開のアナウンスがあり、さあと思ったが、風が吹いていると寒いしと気持ちが折れている。
ならば、山頂は明日に持ち越しして今日は草津の湯に浸かろうと言うことになった。
西の河原公園の駐車場に移動して湯畑へ。
相変わらず此処は湯量が凄い。
ちょっと湯に浸かるだけなので、無料の共同浴場を利用させて頂く。煮川の湯。
脱衣場は2畳ほどのスペース。
先客は地元の方とおぼしき中年2名。
しかし、此処のお湯は熱かった。たぶん45度以上ありそう。最初に入るときはゆっくりと身体を沈める。が、ものの1分も入っていられない。
湯槽で身体を動かすとピリピリとして痛い。
湯槽から上がり、縁に座る。先客の御仁も同様で身体を真っ赤にしている。
3人がローテーションを組むように替わりばんこに出入りを繰り返す。
20分ほど熱湯を楽しんで上がった。
外の空気が冷たく気持ち良い。
それにしても久しぶりの熱湯体験。昔は銭湯も結構熱くて、水で緩くして入ったもんだ。
たまに入るのも良いもんだね。
他にも源泉が多数有り、時間があれば色々なお湯を楽しめる。やっぱり草津はスゴいな。
もう頭のなかは風呂上がりのビールを飲むことに支配され、何処へも行く気がしない。
宿に連絡して3時入室を確認して早々に向かうことにする。
草津から40分ほど車を走らせ宿に到着。
嬬恋温泉つまごい館。以前は夏季に来たことがある。こじんまりとした一軒宿の温泉だ。
誰もいない貸しきりの浴室。
露天は2~3人入ればいっぱいになる浴槽。
しかし、今日は独り占め。
此方の浴槽は加温なしぬる湯で柔らかい。
かけ流しの湯量は特に多くは無いが、必要十分な湯量だ。
何時までも此処に居たい気持ちにさせる。
内湯は加温していて40度ほどか。
それでも、ゆっくりと浸かれる温度。
鉄分の匂いが気持ちを高揚る。
風呂上がりは早速麦酒。
夕食まで時間があって、相撲を観ながら黒麦酒、泡盛サワーと喉を潤す。
夕食は温泉宿の定番的メニュー。
ここからは熱燗から冷酒と酒がススム君。
部屋に帰ったらコロッと寝てしまった..
翌朝、宿の前の無人駅大前へ。
吾妻線の終点である。
列車は1日5本。
都心で列車に乗り遅れても、たかが数十分
なまじ便利だからあてにする。
このくらい無ければありがたさがわかる。
何故か気持ちが落ち着く空間。
この後、再び草津へ向かうがこの日もロープウェイは強風の為運休。暫く様子を見たが、好転しそうにない。ここはキッパリ諦めて、本白根山は改めて来ることにした。
このまま帰るのも勿体ないので、菅平で雪上ハイキングでもしてみようと言うことに。
夏季は四阿山の登山口となる菅平牧場がハイキングコースとして、解放されている。
雪原にナンバーが書かれた標識が有り、視界が良ければ迷うことは無い。
天気が良ければ浅間山が見える筈だが、残念ながらこの日は雲に隠れている。
少し陽が射して雪原に青空が映える。
1時間余りハイキングを楽しみ帰路に着いた。
今回は登山は叶わなかったが、二つの対照的な温泉に浸かり大満足。
草津は近いし、また改めて来よう。