御前山と奥多摩むかしみち 2017.1.14
御前山は何度か行ってるが、明るい時に行ったことが無い。全てハセツネで通過しただけなので.. それで御前山へ行こうと計画をした。上川乗から浅間嶺を経由して、小沢から湯久保尾根を行くつもりだったが、寝坊してしまい計画を変更。奥多摩湖から大ブナ尾根をチョイスした。
15分程で奥多摩湖に着く。
トイレを済ませて小河内ダムの堰堤を行く。
堰堤を渡りきると広場に出る。
此処を左手に進むと登山口。
階段に雪が付いてるので、早々にアイゼンとストックを出す。
1時間程でサス沢山。
眼下に奥多摩湖。
暫く行くと携帯が。
先行者か前日以前の登山者のものか。
置き去りにして行く訳には行かないんで、取り敢えず回収して進む。
雪は少しずつ深くなっていくが、トレースが有るので歩き難いと言うことは無い。
シダクラ尾根と合わさる手前で此方に向かってくる男性と遭遇。落とし主と判り無事携帯を引き渡す。交番まで持って行かなくて済んだ..
惣岳山。積雪は20cmほど。
小河内峠からの道と合わさるが、此方にはトレースは無い。
登ってる時は曇っていたが、青空が見えてきた。
御前山山頂。人は誰も居ない。
風も殆んど無く静かで穏やかな山頂。
周りは樹木に囲まれて、眺望は格別良いわけではないが雪が有るので良い雰囲気だ。
山頂から10分程下ると避難小屋。
硝子サッシの入った綺麗な小屋。
トレースと標識を追いながら、時々地図を確認して下っていく。
やがて車道に出た。
伐採作業をしているようだ。
車道を歩いていくと、重機が道を塞いで作業中。
作業を中断して通してもらう。
栃寄森の家。林業体験や森と親しむイベント等を行っているようだ。
森の家から40分ほど車道を下っていくと青梅街道に出た。此処に境橋のバス停。
奥多摩駅までは3km程なので、奥多摩むかしみちを行ってみる。
集落を抜けて道は尾根を巻きながら延びている。
奥多摩むかしみちは奥多摩駅から奥多摩湖まで旧青梅街道を約9km歩く道。
道標が整備されていて歩きやすい。
石柱の道標。
槐木(さいかちぎ)。
大八車や背負荷の休場として賑わったようだ。
道祖神や馬頭観音などが往時のまま残っている。
小僧が木魚を抱えて居眠り?背中には鼠が乗っている。
廃線が見える。
軌道が隧道に延びている。
中に入れるのかな。マニアしか行かないだろうな。
かって小河内ダムの建設資材を運搬した東京都水道局小河内線。青梅線氷川駅(現奥多摩駅)から水根駅を結ぶ約6.7km。ダム竣工後は観光線の案もあったが、現在は廃線(休線?)となっている。
途中にトイレもあり、アップダウンも少なく歩き易い道だ。
何度か青梅街道と接しながら駅の手前で交わった。此処から駅までは5分ほど。
雪山足馴らしに少しはなったかな。