大菩薩嶺 丸川峠から 2017.1.7
なんか毎年の恒例になりつつある大菩薩嶺へ行ってきた。
何故か毎年1月に行くようになった。
雪が深くは積もらないのと、やはり富士山の見映えが最高と思えるから。
車で丸川峠分岐駐車場まで入る。
先ずは丸川峠へ向かって緩やかな林道を歩き出す。
途中からは斜度もきつくなり、順調に高度を上げていく。
1時間半程で丸川峠に到着。
峠の真ん中に建つ丸川荘。
真っ直ぐ行くと、六本木峠を経て柳沢峠、鶏冠山へ。
大菩薩嶺山頂は小屋の手前を右に。
此処から再び樹林帯へ入っていく。
苔も霜で白くなっている。
大菩薩嶺山頂は木に囲まれて展望は無い。
かなり気温が下がってきて、ジャケットを1枚着込む。
山頂を過ぎて5分程樹林帯を進むと雷岩のある開けた処に出る。
素晴らしい富士山の雄姿。
右手には南アルプスの山並み。
雷岩から稜線を大菩薩峠に向かう。
思ったより風は無くて、陽射しがあって暖かい。
南アルプスの大パノラマ。
賽ノ河原には休憩舎。
此方は奥多摩方面の山々。
程なく大菩薩峠に。
標識の上に鎮座するお地蔵さま。
峠には介山荘。飲食物、お土産等いろいろ売ってます。
此方には公衆トイレあり。
夏場は観光客も多いので、施設が充実している。
上日川峠へは介山荘の裏手を下っていく。
軽四駆が上って来られる林道を下っていく。
途中、沢の一部が凍っていた。
本当に寒くなったらこんなもんじゃ無いんだろうけど。
中里介山が執筆していたという勝縁荘。
一時宿泊や食事の提供等していたようだが、現在は閉館している。
勝縁荘から少し登り返して5分ほど歩くと唐松尾根との分岐。此処には福ちゃん荘があり、テント場もある。
福ちゃん荘からは舗装された車道と登山道が平行していて、時間的には車道が早い。
15分程で上日川峠。ロッジ長兵衛前のベンチで休憩。
夏期はバスが此処までやってくる。
上日川峠からは登山道をつづら折りに下りながらひたすら下っていく。
第二展望台。アルプスの山並み。
下りで来ると感動が薄い..
第一展望台は横に延びた木の幹の先にある。
下は崖。あんなとこ行けるかいな。
途中にあったお地蔵さま。
誰かに似てるな..
駐車場に戻ってきた。
帰りは甲府市の温泉保養施設大菩薩の湯へ。
pH10.05の高アルカリ泉。肌がぬるぬるして奥多摩辺りのお湯と同じ泉質かな。
まあ、循環だけれど仕方がない。
本当は裂石温泉へ行きたかったのだが、外来入浴は平日の13時までと敷居が高い..
車でビールが飲めないので、久し振りに風呂上がりの牛乳を戴く。恥ずかしいのであのポーズはしてない。
時間があるので帰りは柳沢峠から丹波山村を経由して帰った。3時間程掛かったが、中央道でお金かけて渋滞するリスクを考えると精神的にも懐的にも優しい。
山梨方面が身近に感じられる山行だった。これから本格的な雪が降ると厳しいけどね。