黒山三滝から関八州見晴台 2016.12.23
雨上がりの冬晴れの日、久しぶりに奥武蔵を歩いて来た。
8:20 20分足らずで黒山へ到着。
此処から三滝へは10分ほど。
途中の黒山鉱泉館は既に閉館している。
バス停近くの東上閣も同じく閉館したようだ。
この辺りはいつも素通りしてしまうのだが、人の居ない建物はやはり寂しいものだ..
舗装された道を沢沿いに登って行く。
間もなく左手奥に天狗滝が。
少し歩いて女滝。落差は約5m。
その上段に落差10mの男滝が中々の迫力で落ちている。
先ほどの天狗滝と合わせて黒山三滝となる。
滝を背にして橋を渡り、登山道へと入ってく。
沢沿いから尾根へ乗り、30分ほど登ると開けた平坦地に。
役の行者様の石像。山岳修験道の開祖だそうだ。
従えてる鬼神の表情が妙。
木漏れ日の道を進み奥武蔵グリーンラインへ向かう。
奥武蔵グリーンラインに出て、しばらく舗装路が続く。
元々あった登山道が車道と平行しながら交錯する道。
今日はアップダウンを避けてゆっくりと車道を進む。
花立松ノ峠を過ぎると右に登山道入口。此処 を入っていく。
しばらく行くと七曲り峠。四寸道へ続く道と合わさる。四寸道とは高山不動尊へ向かう信仰の道で道中にある大岩の隙間が四寸だったことからそう呼ばれていたとか。
杉の樹林を抜けてもう一登り。
11:00 関八州見晴台に到着。
武甲山。
山頂は広々している。
此所でお昼としたが、風が吹き始めて寒い。
向こうは日光連山かな。
風が強く寒い。もう少しゆっくりしたかったが撤収。
来た道を引き返す。
花立松ノ峠を鋭角に左折して、暫く行くと黒山へと降りる道。
沢沿いの道を下っていくと猿岩林道に出た。
途中の沢から引かれた水が勢いよく出ている。日照水。
林道を右手に下っていく。
右手に沢を見ながら、谷が少し深まった処で三滝の上部に入っていく。
男滝を上部から。
朝は閉まっていた茶屋も営業中。
13:30 黒山到着。
バスの時刻まで時間があるので、ベンチで景色を眺めながら時間を過ごす。
帰りのバスも空いていた。
登山道も人は少なく、静かな時間を過ごせた。
何時もは越生駅から走って来るので、此処は通過点であまり周りを観ないが、たまにはゆっくりと歩くのも良いものだ。
四寸道は以前に走って行ったことがあるが、今度改めてゆっくりと行ってみよう。
近場でも楽しめる所はまだまだある。自分の工夫次第だな。